私が小学校に通っていた時代は、土曜日も半日授業があり、今のように土曜日が休みではありませんでした。ですから一週間の内で休めるのは、土曜日の午後から日曜日だけでした。またその当時はいわば詰め込み教育というべき感じで、学ぶことがたくさんありました。ですから、毎日毎日勉強しないと、覚えきれなかったのです。その後ゆとり教育が導入され、生徒は覚えなければいけないことが、大分減ることとなりました。私が学んでいた時代と比べたら、大分楽になったんだなと思いました。ですが覚えることが減ったのは、本当に良いことなのだろうかと考えることがあります。大人になって社会人ともなると、幅広い分野の知識が必要になります。私は詰め込み教育のおかげで、様々な分野のことを学校で教えてもらうことができました。そのおかげで、社会に出て困ることがあまりありませんでした。若いうちの苦労は買ってでもしろということわざがあるように、詰め込むスタイルの教育も、悪いモノではないと私は思っています。